Visual Studio Codeのデバックでvenvで作成した仮想環境を利用する方法
Contents
概要
目的
Visual Studio Code(以下VSCode)のビルドにvenvで作成した環境を設定する。
設定
仮想環境の割当
まずVisual Studio Code(VSCode)でデバック対象の.pyファイルを開きます。
左のデバックメニューをクリックしたあと、create a launch .json fileを選択して.jsonファイルを作成します。

デバック設定の選択画面が表示されるので、Python Fileを選択します。

View > Command Paletteを起動します。

コマンドパレットにPython: Select Interpreterを入力します。その後、仮想環境で使用しているPythonを選択します。仮想環境で使用しているPythonファイルは「仮想環境名/bin/pyhon」の示しているPathになります。

.vscode内に「settings.json」が作成されるので開きます。“python.pythonPath"を仮想環境内のPythonのパスに変更します。

デバック対象のファイルを選択して、メニュー > RUN > Start Debuggingからデバックを開始します。すると仮想環境内でファイルが実行されていると思います。
VSCodeのTERMINALは仮想環境に入れていません。そのままでも問題ありませんが、操作間違いを防ぐためにTERMINALは手動で仮想環境に入っておくことをオススメします。